楊式太極拳は、古く中国の皇帝が身に付けた護身術です。
香港の楊式太極拳名士である姚光先師(ようこうせんし)は1962年に「藝光会げいこうかい(藝光太極社)」を発足しました。
香港で多くの弟子を育てた姚光先師は1989年にご逝去されました。
一番弟子の尹永泰先師(わんえいたいせんし)が藝光会の後継者となりましたが、伊先師が2003年にご逝去され会は解散となりました。
その後、姚光先師の授徒の1人である彭惠強老師(ぱんんけいきょうろうし)が、姚光先師・尹永泰先師の意志を継ぐ同志とともに会を盛り上げ、愉園體育會太極班(ゆえんたいいくかいたいきょくはん)の主持人として楊式太極拳の伝承、後進の指導に勤めています。
■1982年(第一期)
尹永泰(一番弟子)、高振威、陳健強、羅保、葉兆輝、廖明澤、李展鵬、王國興
■1987年(第二期)
彭惠強、邱亞拾、謝坤旺、麥穗生
楊露禅(ようろぜん)-楊健候(ようけんこう)-楊澄甫(ようとうほ)-黎学荀(れいがくじゅん)-姚光(ようこう)
第一代 姚光先師
第二代 尹永泰先師
第一代 姚光先師の命を受けて愉園體育會太極班を発足
第二代 彭惠強老師が主催(姚光先師の正式弟子)
領導現任教練:梁錦華、岑鴻波、岑鴻棧、林暢、黄愛金、張月華、徐柏揮、羅樹強夫人
2012年11月25日、藝光會姚光先師の弟子方々が設立された太極拳學會の会員およそ2000人が集結し、藝光太極同學會50週年交流聯歡會が五華書院禮堂にて執り行われました。
振威太極學會、愉園太極拳班、毅光太極社、大埔黎立本太極學會、公民太極同學會、李昌發太極社、日本光愉太極社の会員により本家楊式太極拳のグループに加えて陳式太極拳や六合八方拳のグループも参加され、推手や散手の演武も含めおよそ三時間に渡り執り行われました。
藝光太極同學會50週年交流聯歡會が日本光愉太極社の訪港に合わせて挙行された事に対しまして、彭惠強師父、師父方々そして高振威師伯および老師方々会員各位に感謝いたします。
多謝!!多謝!!
演武の様子
パーティ
全日本太極拳連盟では、鈴木会長・柄沢副会長が愉園體育會太極班の彭惠強老師の正式授徒(正式弟子)として認証されました。
鈴木会長は、彭惠強老師より楊式太極拳における当会の名称をいただきました。藝光太極社の「光」と愉園體育會太極班の「愉」を取って「光愉太極社」とのご提案を有り難く拝授し、「日本光愉太極社(にほんこうゆたいきょくしゃ)」とさせていただきました。また、名称受諾にあたり、彭惠強老師が大変お喜びになられ、鈴木会長を全力で支持をするとの光栄なるお言葉を頂きました。
楊式太極拳の開祖楊露禅(ようろぜん)直系の名士姚光先師(ようこうせんし)とその一番弟子の尹永泰先師(わんえいたいせんし)の遺志を継ぐ彭惠強老師(ぱんけいきょうろうし)、梁錦華老師(りょうきんかろうし)、岑鴻波老師(さむこうはろうし)、岑鴻棧老師(さむこうさんろうし)。 四人の老師を軸とし同志老師方々が一枚岩となって姚光先師発足の藝光会後継の愉園體育會太極班を支え盛り上げています。 そして、毎年恒例の日本光愉太極社会員の訪港に際しても、楊式太極拳の技術を惜しみなく、出来るまで教えようとする老師方々の私利私欲の無いその指導姿勢と技術の高さに会員達も感動しています。圧巻である。老師方々そして会員方々にこの場をお借りして、感謝申し上げます。 多謝!!多謝!!
鈴木会長と柄沢副会長の楊式太極拳の散手対拆(さんしゅたいせつ)
楊式太極拳の散手対拆
鈴木会長と柄沢副会長の楊式太極拳の太極剣対拆(たいきょくけんたいせつ)
楊式太極拳の太極剣対拆